歴史さんぽ
2017年4月30日日曜日
京都を訪ねて(8) 大原の里③ 三千院②
私は三千院の
宸殿から往生極楽院を眺めるのが好きです。この苔の庭は
有清園といい池泉回遊式庭園です。
有清園の
苔の中にはわらべ地蔵があります。おだやかな表情のわらべ地蔵を見ていると穏やかな気持ちになります。
宸殿から往生極楽院を眺める
苔の中で寄り添うわらべ地蔵
はらばいになるわらべ地蔵
おだやかな表情のわらべ地蔵
2017年4月29日土曜日
京都を訪ねて(7)大原の里② 三千院①
桜の花吹雪が舞う小川沿いの坂道を通って三千院に向かいます。三千院は最澄が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結んだのが始まりで、皇子や皇族が住職を勤めた宮門跡です。
三千院の客殿に座って江戸時代の茶人金森総和の修築といわれる聚碧園を眺めます。このような庭園を池泉観賞式庭園というのだそうです。シャクナゲやショウジョウバカマが咲いています。
花吹雪
三千院 客殿より眺める聚碧園(池泉観賞式庭園)
シャクナゲ
ショウジョウバカマ
2017年4月28日金曜日
京都を訪ねて(6)大原の里①
4月17日京都市左京区大原に行きました。叡電で比叡山口まで行き、大原行バスに乗り換えます。私が乗った叡電は珍しい白黒のパトカーデザインです。比叡山は新緑の中にヤマザクラが咲いていて美しいです。大原の里に着くと菜の花と桜が満開でした。聴いたことが無い鳴き声の鳥が梢にいるので良く見ると頭が黒く黄色い大きなクチバシが特徴のイカルです。実物を見たのは初めてです。
叡電で比叡山口へ(パトカーのデザイン!)
新緑とヤマザクラが美しい比叡山
大原の里は菜の花と桜が満開
梢でイカルが美しい声で鳴いていた
2017年4月27日木曜日
京都を訪ねて(5)曼殊院辺りを歩く② 修学院離宮への道
曼殊院から修学院離宮に向かいます。ツツジも満開です。タンポポも黄色い花を咲かせています。山はヤマザクラや新緑などできれいなモザイク模様になっています。しばらく進むと三叉路になったところに、雲母坂(きららさか)の案内板が設置してありました。この道はかつて比叡山への主要道でこの先比叡山に向かう坂道は雲母坂と呼ばれ、源氏物語ゆかりの道のようです。是非この道を通って比叡山に行ってみたいものです。ここを左に折れて道を下って行くと修学院離宮に着きました。修学院離宮は1653年~1655年に後水尾上皇の指示で造営された離宮です。ここは予約をしないと入れないようです。入口から庭園の写真を撮らせていただきました。曼殊院から修学院離宮への道は気持ちの良い散歩コースです。
ツツジも満開
タンポポ
ヤマザクラや新緑のモザイク模様
雲母坂(きららさか)の案内板
修学院離宮の庭
2017年4月26日水曜日
京都を訪ねて(4)曼殊院辺りを歩く①
4月16日朝、京都市左京区の曼殊院辺りを散歩してみました。曼殊院は坂の上にあります。とても静かで気持ちのいい散歩道です。武田薬品の薬用植物園の桜も満開です。この植物園は年何回か一般公開されるようです。曼殊院勅使門前に着きました。曼殊院は最澄が比叡山に建立した一坊を起こりとする天台宗のお寺です。江戸時代1656年にこの地に移されました。皇族や摂関家の子弟が代々門主となる寺院で曼殊院門跡と呼ばれています。築地に生えている苔が美しいです。今回は時間が無いので中には入りません。奥に行く道のヤマザクラもきれいです。イロハモミジの花も目立ちませんが咲いています。秋にはこのあたり、紅葉が美しいでしょう。
武田薬品工業京都薬用植物園の桜
曼殊院勅使門
曼殊院築地の苔が美しい
曼殊院通用門
曼殊院の奥に進む道のヤマザクラ
イロハモミジの花も咲いている
2017年4月25日火曜日
京都を訪ねて(3) 二条城③ ライトアップ②
城内にはいろいろな桜が咲いていて、中には色の付いた照明など効果的な照明がされています。城内は桜だけでなく、本丸櫓門や塀もライトアップされているのが印象的でした。
醍醐の桜
八重桜
色の付いた照明も
枝垂桜
内堀に本丸櫓門が映る
塀の照明が印象的
2017年4月24日月曜日
京都を訪ねて(2) 二条城② ライトアップ①
夕方6時からライトアップの開城なので、城外に並びました。すでに東南隅櫓がライトアップされています。「二条城桜まつり」ライトアップは16日までなので、たくさんの人が並んでいます。6時から列が動き始めやっと入城できました。唐門は
プロジェクションマッピングを使って光と音で演出するライトアップです。鶴が飛んだり、花びらが散ったりする動きのある光の演出です。城内の山桜や八重桜、枝垂桜が満開でライトアップされていました。
東南隅櫓がライトアップされる
唐門(プロジェクションマッピングを使って光と音で演出)
桜の園の山桜
桜のつぼみ
2017年4月23日日曜日
京都を訪ねて(1) 二条城①
4月15日~17日、京都を訪ねました。15日午後、京都に着いて先ず向かったのは二条城です。この時期「二条城桜まつり」でライトアップが行われているので観に行きました。二条城は徳川家康が慶長8年(1603年)に築いた城です。通常観覧は4時までで間に合わなかったので、ライトアップが行われる6時まで周辺を歩いてみることにしました。東南隅櫓、東大手門、北大手門などを見ながら城の周りを一周するとその広大さが実感できました。近くに二条城撮影所跡の石碑が建っていました。明治43年ここに300坪の映画撮影所が作られ、日本の映画発展の基盤が作られた場所のようです。
二条城東南隅櫓
東大手門
北大手門
二条城撮影所跡
2017年4月22日土曜日
4月の縮景園(2) 咲き誇る花々・タヌキ
縮景園では4月になると桜だけでなく、いろいろな花が一斉に咲き誇っています。菊のような花を咲かせる菊桃、一本の木に白とピンクの花が咲く源平枝垂れ桃、照手桃、利休梅も咲いていました。竹林ではタヌキも現れました。縮景園に棲んでいるのでしょうか。
菊桃
源平枝垂れ桃
照手桃
利休梅
タヌキ!
2017年4月21日金曜日
4月の縮景園(1)桜
4月10日の縮景園の桜です。今年はどこの桜も一斉に咲いていました。縮景園の桜も満開でした。悠々亭の周りの桜が濯纓池に映っていたり、清風池の周りの桜は散り始めた花びらが池の水面に浮かんでいたりしてきれいでした。枝垂れ桜も満開でした。
悠々亭近くの桜が
濯纓池に映る
清風池周りの桜の花びらが清風池に浮かぶ
ソテツ園近くの桜
枝垂れ桜も満開
2017年4月20日木曜日
浜田市三隅大平桜を撮る
4月9日、鷲原八幡宮から向かったのは島根県浜田市の三隅大平桜です。樹齢推定670年といわれ、
太い幹の周囲が6、3m、高さ17m、枝の広がり27mもあります。
ヒガンザクラとヤマザクラの両方の性質をあわせ持った珍しい品種で国の天然記念物に指定されています。ちょうど満開でしたが、曇り空なので空の白と花の白が重なり、撮影は難しかったのですが、命の重みを感じました。
三隅大平桜(国の天然記念物 樹齢約670年)
太い幹の周囲が6、3m、高さ17m、枝の広がり27m
ヒガンザクラとヤマザクラの両方の性質をあわせ持った品種
2017年4月19日水曜日
島根県 津和野を訪ねて(3) 鷲原八幡宮の流鏑馬②
いよいよ流鏑馬の始まりです。270mの馬場に三つの的があり、それを馬に乗って走りながら次々と矢を放ち当てます。命中すると大きな音がして的の板が割れます。観客からどよめきが起こります。しかしなかなか当たらないものです。矢を放つと馬上ですぐ次の矢を放つ準備をします。射手は矢を放つ前に「インヨー」と大きな声をあげます。鎌倉時代に戻ったようで迫力がありました。
三つの的を次々と射る(矢を放つとすぐ次の矢を放つ準備をする)
残念ながら的を外れた
「インヨー」と大きな声をあげながら矢をつがえる
勇壮な狩衣姿
桜並木の間の馬場は約270m
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