本通りから平和記念公園を結ぶ元安川に架かる橋が元安橋です。川の名前のもとになった橋です。最初の架橋は広島城築城の1590年頃ではないかと言われています。福島正則の藩政時代にこの道筋を西国街道としたため、西国街道筋の橋となり、明治時代から戦後国道2号ができるまで国道筋の橋となりました。もとは木の橋でしたが、1920年に鋼橋に、さらに1926年に架け替えられた橋は1945年8月6日の原爆投下時には爆心地から最も近い位置(130m)にある橋でありながら爆風にも耐え、落下を免れ、その後も長く利用されてきましたが、老朽化のため1992年現在のものに架け替えられました。しかし、親柱、中柱は再利用しデザインは1926年竣工当時のものを再現しているそうです。
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元安橋親柱中柱に取り付けられた大正時代のものを再現したデザインの照明灯が印象的 |
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本通りと平和公園をつなぐ架かる元安橋 |
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