歴史さんぽ
2013年7月7日日曜日
被爆建物(1)旧日本銀行広島支店
被爆建物の旧日本銀広島支店で被爆当時の様子を聞くことができました。さすがに日本銀行だけあって、建物そのものが金庫の発想から、普通のビルよりも何倍も丈夫に作られており、原爆が投下されたとき、窓ガラスなどは大きな被害を受けましたが、建物本体は崩壊を免れました。中にいた人も、原爆の光が当たる方向にいた人はなくなりましたが、反対側の部屋にいた人は助かったそうです。建物が崩壊しなかったため、被爆直後多くの人が救助を求めて入って来られたそうです。地下の金庫は無事だったため、市内の銀行業務を8月8日からは内部を仕切って行ったそうです。どんな状況になっても人々の生活を守ろうと業務をされたことに深い感銘をおぼえました。
旧日本銀行広島支店
内部一階フロアー(8月8日から、この場を仕切って市内の銀行業務を行った)
爆風により飛んできたガラスの破片などで傷がついている。このときの破片の速さは鉄砲の弾の速さだそうだ。
地下の金庫室はびくともしなかった
金庫室入り口の蝶番には被爆の痕跡が残っている(爆風は地下にも及んだ)
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