2014年5月23日金曜日

広島城の石垣(1)

 広島城の石垣をじっくり見てみました。新緑に囲まれて建つ広島城の天守閣は残念ながら原爆により倒壊してしまい現在のものは昭和33年に鉄筋コンクリートで再建されたものですが、内堀の水面に美しく映えていました。まだ木の香りがする御門橋を渡って表御門をくぐります。表御門・多聞櫓・平櫓。太鼓櫓は平成元年から平成6年にかけて再建されました。中御門跡の石垣はほとんど加工しない石が積まれています。野面積というのだそうです。石垣の隙間を覗いてみると牡蠣殻が付いていました。海岸にあった石を運んできてそのまま積んだのでしょう。
広島城天守閣(昭和33年再建)

二の丸の表御門(平成6年再建)

中御門跡石垣(「野面積」 ほとんど加工しない石を積み上げている)

中御門跡の石垣の隙間を覗くと牡蠣殻が見える。(海岸にあった石をそのまま使ったことが分かる)

2 件のコメント:

  1. 広島城には何度か行きましたが、石垣までじっくり見たことはありませんでした。
    こんど、牡蠣殻を探してみます。
    夕方のニュースで言ってましたが、修理中の姫路城の幕を外したそうです。
    そうしたら、漆喰の白さが際立ち、違和感があると言う声が・・・
    修理したり、改築したりすると、昔年の面影がなくなるのでしょうね。

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  2.  広島城は行く度に新しい発見があり、私の好きな散歩道です。姫路城もついにベールがはがされたのですか。工事中の様子を間近から見ましたが、なかなか見応えがありましたよ。公開されるようになったらまた行ってみます。創建当時の人々の驚きが味わえるかもしれませんね。

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