歴史さんぽ
2017年3月9日木曜日
山口県防府市矢筈ヶ岳(460、9m)に登る(3)敷山城址石碑・梵字岩
忠魂碑からまた登山道にもどり、竹藪の中の登山道を登ります。大きな岩の下から出た竹が曲がりながら伸びています。竹はたくましいです。竹藪を抜けると見晴らしがいい所に出ました。三田尻中関港に大きな船が接岸しています。マツダの自動車工場がある所ですから、自動車運搬船かも知れません。しばらく登ると
敷山城阯の石碑が建っていました。案内板によると敷山城は建武の新政に反対して延元元年(1336年)足利尊氏が挙兵すると、周防国府役人である清尊・教乗らが後醍醐天皇側につき、験観寺の十二坊を城として足利尊氏側の上野頼兼の軍と戦い、10日余りの攻防の末、敗れ清尊・教乗は自害し、落城した城だそうです。昭和11年に国指定史跡に指定されています。しばらく登ると、験観寺の坊跡と思われる郭がありました。途中梵字岩があります。風化していてよく見えませんでしたが、梵字が彫られています。これは直接城とは関係が無いようですが、平和を願う内容が書かれているようです。
竹藪の中の岩(たくましい竹)
三田尻中関港に大きな船が接岸している。(自動車運搬船?)
敷山城阯石碑
験観寺の坊跡?
梵字岩(梵字が彫られている)
梵字岩からの眺め
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