歴史さんぽ
2018年12月6日木曜日
東広島市西条の酒蔵通り(2)
酒蔵通りを歩いていると、三軒の酒造場が同時に見える場所がありました。さすが酒都です。赤瓦が目立ちます。赤瓦の鬼瓦が展示されている酒造場もあります。江戸時代はこの辺りは四日市宿で継立場であった小島屋があった場所に西条瓦(赤瓦)の展示がしてあり、説明が書いてありました。西条で赤瓦の屋根が多いのは、幕末期に石見地方からこの地に移り住んだ瓦製造職人によってこの地で石州流の赤瓦が焼かれるようになり、高温で焼くことに適した良質な粘土が採れたこと、冬に冷え込むこの地域はひび割れない瓦の需要があり、 明治に入って釉薬にする石見の来待石と同様の石が見つかったため西条で登り窯で焼く瓦作りが盛んになったからのようです。
酒造場そろい踏み
赤瓦の屋根
赤瓦の鬼瓦の展示
西条瓦(赤瓦)の展示とその歴史の説明板
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