1月23日 安佐南区の伴辺りを歩いて見ました。アストラムライン伴駅の近く、下向橋を渡って県道38号線に入ってすぐのマンションの隣に関の口地蔵尊がありました。小さな祠ですが大きな灯籠が境内に建っています。この堂は1704年7月火山が崩れその土石流により12名もの人が亡くなる大惨事があり、その供養のために旅の僧侶が地蔵尊を造立したのが始まりだそうです。平成2年にマンション建築のために新築移転して現在地に祭られており、現在でも地蔵尊祭りと盆踊りを開催し法要と扇子踊りで供養しているそうです。この地蔵尊は2度とこの地で同じような被害に遭う人がいないようにとの過去の人から現在に生きる私たちへのメッセージだと思います。記憶を風化させないようしっかり受け止め対策を立てたいものです。
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関の口地蔵尊(1704年の土石流による災害犠牲者を供養するため建立) |
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今でも地蔵尊祭りと盆踊りを開催し法要と扇子踊りで供養している |
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