2019年4月11日木曜日

九州の名城を巡る(17)小倉城

 城巡りの締めくくりは小倉城のライトアップです。小倉城の歴史は戦国末期に毛利氏がこの地に城を築いたことから始まります。その後幾つかの変遷を経て、1602年から7年かけて本格的に築城したのは細川忠興です。その後小笠原氏の居城となり、幕末を迎えています。1837年の火災で城は全焼しましたが、その後天守閣は再建されませんでした。現在の天守閣は1959年に再建されたものです。夜桜がライトアップされておりきれいでした。本丸跡には白洲灯台創建者 岩松助左衛門翁顕彰碑が建っていました。岩松翁は響灘にある白洲という岩礁付近の暗礁で遭難する者が多かったため、私財を投げうって、灯台を作ろうと奔走したが、完成を見ないで亡くなったが、その半年後に完成したのだそうです。この顕彰碑は岩松翁が設計した白洲灯台を模したものだそうです。小倉城の野面積の石垣もライトアップされていました。2日間で多くの城跡を見て回りましたが、またゆっくり訪ねてみたいと思います。
小倉城ライトアップ(1959年再建)






夜桜ライトアップ

白洲灯台岩松翁記念塔



野面積の石垣もライトアップ

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