歴史さんぽ: モンゴル紀行（６）競馬の練習に励む子どもたち

　次に向かったのは子どもがナーダムで行われる競馬の練習をしている所です。準備が出来るまで待っている子どもたちに、「相撲は好き？」と声をかけると大きくうなずき実際に相撲を取ってくれました。小学生はモンゴルでも女の子が大きくて強いです。子どもの頃から日常的に相撲を取って遊んでいるので、モンゴルから来た力士が強いはずです。小学生でも颯爽と馬に乗りこなしています。こうして練習を重ね、ナーダムで行われる競馬に参加するのだそうです。落馬して死ぬ事故もあったので最近は十分に技量を磨き、ヘルメットを着用するなど安全に配慮して行われているようです。子どもたちが自信を持って颯爽と馬を走らせる姿が印象的でした。