歴史さんぽ
2019年11月28日木曜日
広島市南区楠那学区を歩く(2)
昔の漁師町の狭い道を歩きます。胡神社は寛保年間(1741~1743)の創建。穴神社の祭礼の時の御旅社となっています。石ぶろはサウナ風呂で岩山の岩をくりぬいて、松葉や柴木を燃やして岩穴全体を熱し、その上にアマモを塩水で洗って敷き詰め、海水を浸し、ムシロを延べたものであったようですが、現在は営業していません。風呂の入り口に石像が置かれているのが気になりました。楠那公民館の入り口に奉安殿と二宮尊徳像がありました。この地はかつて楠那小学校があった所です。しばらく進むと道標があり右 穴神社 日宇那説教所 宇品道 丹那区の文字が読み取れました。道を挟んで清水神と地蔵尊が並んであります。清水神は享保18年(1733)、地蔵尊は文化元年(1804)に建立されたもののようです。水を溜める泉は今でも水が湧き出ていますがトタン板でおおわれています。海岸のこの地ではきれいで枯れない湧水は貴重だったのでしょう。
胡神社
奉安殿と二宮尊徳像
石ぶろ
石ぶろ入口に置かれた石仏
道標(右 穴神社 日宇那説教所 宇品道 丹那区)
清水神と地蔵尊が並んでいる
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