歴史さんぽ
2020年8月14日金曜日
佐伯区 五日市八幡神社を訪ねて(2) 子連れ狛犬
五日市八幡神社の狛犬は慶應4年(1868)8月に奉納されたものです。9月から明治ですから慶應の最後の月です。この神社の狛犬は阿吽とも子連れなのですが、どちらも子狛を後ろ足で踏みつけています。前足を軽く頭の上に置いているのは見たことがありますが、後ろ足で踏みつけたのは初めて見ました。阿形は子狛を仰向けにして踏みつけています。吽形の子狛は背中を踏みつけられています。神社の方にきくと「可愛がっているのでしょう。」ということでしたが、虐待しているようにも見えます。狛犬にとって子狛は何を表わしているのでしょうか。
五日市八幡神社狛犬(阿形)
阿形の子狛(後ろ足で仰向けに踏みつけられている)
五日市八幡神社狛犬(吽形)
吽形の子狛(背中を後ろ足で踏みつけられている)
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