2022年2月19日土曜日

子連れ狛犬の役割

 雪が降り、午後にはみぞれになる厳しい天気なので、今日は散歩は中止、家で写真の整理などをしました。2015年に京都の鞍馬寺を参拝しました。本堂に行く手前に由岐神社があり、子どもを抱く木造の狛犬が居ました。この狛犬は子孫繁栄、子授・安産守護の神様として古くから信仰されているそうです。この像はレプリカですが現物は国指定重要文化財に指定されているようです。今まで三原市本郷の恵美須神社の子連れ狛犬のように、授乳していたり、頭の上に乗せて遊んでいたりする狛犬を見て、これでは祭神を守れないだろうと思っていたのですが、現在でも安産祈願や初宮、七五三のお参りを神社でするように子孫繁栄、子授・安産は多くの人々の願いです。子連れ狛犬は子孫繁栄、子授・安産の願いが込められたものだと思い到りました。
          由岐神社子連れ狛犬(子孫繁栄・子授安産守護)
          由岐神社子連れ狛犬(国指定重要文化財)レプリカ
          三原市本郷恵美須神社子連れ狛犬(吽形は授乳中)
        恵美須神社子連れ狛犬(阿形は頭に子狛を乗せている)
 

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