2024年2月20日火曜日

篁山に登る(3)

 展望台ちかくの鐘楼脇に平安時代初期に参議として活躍し、漢詩、和歌に秀で、書の達人でもあった小野篁の詠んだ和歌が掲示されていました。「おちおこちの 峯を島かと見するまで 霧の海なす篁の里」と書いてあり、目の前にその歌のままの景色を見ることが出来ました。竹林寺の近くには松ヶ嶽城址や平賀氏の墓がありました。中世にはこの辺りは平賀氏やその一族が支配していたようで、竹林寺も平賀氏が庇護していたようです。
                 小野篁の和歌
           小野篁が見た景色が今もそのまま見られる
                松ヶ嶽城址が近い
                  平賀氏の墓
 

0 件のコメント:

コメントを投稿