2016年7月31日日曜日

広島市安佐北区熊谷氏の史跡を訪ねて(4) 土居屋敷跡

 菩提所観音寺跡から土居屋敷跡に向かいます。途中国道54号を渡る場所に茅葺屋根の茶室のある家がありました。根の谷川を渡ると2年前の土砂災害の跡がありました。近くの家の人に聞くと、土砂災害の時には家の庭まで土砂が来て大変だったようです。土居屋敷跡に着きました。熊谷高直が建てたと伝えられる土居屋敷跡には巨石を高さ1、5m程に積み上げた石垣が残っていました。門跡と思われる「切りかけ」もみられます。
茅葺屋根の茶室のある家

土砂災害の跡

土居屋敷の門の跡と思われる「切りかけ」

巨石を1、5m位の高さに積み上げた石垣

土居跡は高松山の麓にあり、熊谷氏が日常の政務をとっていた屋敷跡

2016年7月30日土曜日

プロ野球広島ーDeNA戦観戦記

 7月29日プロ野球広島ーDeNA戦のチケットが手に入ったので、優勝へ向かってまっしぐらのカープの応援に広島市民球場に行きました。たくさんのファンが球場に詰めかけています。夏休みとあって親子連れが目立ちます。今日は歌手のMay J.が「Let It Go~ありのままで」と国歌を歌い、お酒も入り、気分は盛り上がります。が、試合が始まるといきなり3点入れられてしまい、いやな雰囲気。しかし2回鈴木が15号ホームランを放ち球場は大いに盛り上がりました。しかし、しかし盛り上がったのはここまで、ポカポカ打たれる、打たれる何と19点も入れられてしまった。それでも最近のカープファンは優しい。溜息をつきながらも野次の一つも飛ばさず席も立たず見守っています。そしてラッキー7一斉にジェット風船が飛ばされました。しかしあっさり無得点。さすがのカープファンもここで席を立ちとぼとぼ家路に着きました。明日からは気持ちを切り替えて優勝に向かって頑張ってほしいものです。






市民球場に急ぐカープファン

May J.が「Let It Go~ありのままで」を歌い盛り上げる




お酒もうまい! いよいよ試合開始!

鈴木が15号ホームラン(盛り上がったのもここまで)

恒例のラッキー7のジェット風船飛ばし

2016年7月29日金曜日

広島市安佐北区熊谷氏史跡を訪ねて(3) 菩提所観音寺跡

 熊谷氏の菩提所観音寺跡には大きな石を積み上げた100mに及ぶ立派な石垣があります。石段を上ると小さな観音堂がありました。堂内には熊谷氏の定紋を刻んだ須弥壇があるそうです。かつては大寺院であったようですが今はこの観音堂とかつて熊谷元直の妻が有田合戦で敗れ戦死した元直の右腕を持ち帰り、この水で洗い清めたとされる井戸が残っているだけです。


大きな石を積み上げた立派な石垣は100mにも及ぶ
菩提所」観音堂への石段
観音堂(堂内には熊谷氏の定紋を刻んだ須弥壇があるそうだ)

清泉(熊谷元直の右腕を元直の妻が洗い清めたとされる井戸)

2016年7月28日木曜日

広島市安佐北区熊谷氏史跡を訪ねて(2) 熊谷氏菩提墓所

 庚申神社から北に向かって山沿いの道を歩きます。南原川を渡り旧出雲街道を北に向かいます。向かいの高松山を見ると2年前の土砂崩れをした場所の修復工事をしているのが見えました。東洋乳業裏の道を進むと大きな石を積んだ石垣が見えてきました。熊谷氏菩提墓所入口です。墓所に行くと40基余りの五輪塔や宝篋印塔が並んでいました。

南原川

高松山の土砂崩れ修復工事

熊谷氏菩提墓所入口

熊谷氏菩提墓所

熊谷氏菩提墓所(40基余りの五輪塔や宝篋印塔が並んでいる)

2016年7月27日水曜日

広島市安佐北区熊谷氏史跡を訪ねて(1) 申宮城跡・庚申神社

 日にちは前後しますが7月19日安佐北区可部方面の熊谷氏の史跡を訪ねました。先ず訪ねた可部町城の申宮城跡の麓にある庚申神社です。申宮城は高松城の支城とみられ水落氏の居城でした。庚申神社は六手青面金剛と三猿が祭られています。この地は天文2年(1533年)に武田光和と熊谷信直が戦った横川合戦の行われた地でもあります。今回は申宮城跡には登らず三入の熊谷氏の菩提寺であった観音寺跡にある熊谷氏の墓地に向かいます。

申宮城跡(高松城の支城とみられている)
庚申神社参道石段

庚申神社鳥居から高松城を望む

庚申神社本殿(六手青面金剛と三猿が祭られている)

2016年7月26日火曜日

広島駅北口ペデストリアンデッキ工事NOW(9)

 7月23日、広島駅南口から自由通路を通って北口に出て、ペデストリアンデッキの工事の進捗状況を見ました。外観はほぼできており、ベールを脱ぎ渡れるのはもうすぐのようです。
広島駅北口ペデストリアンデッキ工事(西側通路)

中央通路も外観はほぼできているようだ

中央通路下の様子

中央通路北東側から撮影

2016年7月25日月曜日

広島駅南口B・Cブロック再開発工事NOW(31)

 7月20日広島市中区のビルの屋上から広島駅南口B・Cブロック再開発工事の様子を見ると建設中のCブロックのビルからクレーンが降り始めていました。7月23日、広島駅の近くに行ったので、B・Cブロック再開発工事の様子を撮影しました。エールエール前には不思議な形のモニュメントが出来ており、Bブロックのビルと背比べをしているように見えます。Bブロックのビルは外観はすっかり出来ているようです。Cブロックのクレーンが一基降りてきています。もう上に伸びるのは終わったのでしょうか。
 広島駅南口BCブロック再開発工事ビル(建設中のCブロックのビルからクレーンが降り始めた)7月20日

 エールエール前のモニュメントと背比べする広島駅南口Bブロック再開発工事ビル(外観はすっかり出来上がった)7月23日

エールエール前の不思議なモニュメント

広島駅南口Cブロック再開発工事ビル(クレーンが降りてきた)

広島駅南口Cブロック再開発工事ビルのクレーンの下から見上げて撮影

2016年7月24日日曜日

黒田200勝を願い広島市民球場に急ぐ人々

 7月23日広島駅南口に行くと、たくさんの人々が市民球場に向かっていました。背番号15黒田の赤いユニフォームを着た人が目立ちます。そう今日は黒田が200勝掛けて登板します。カープファンの「今日こそ200勝!」の思いが伝わってきます。試合の方が気になりますが、私はケキキタで行われる会合に出席のため新幹線口の方に向かいます。結果は7-0でカープの勝。黒田日米通算200勝おめでとう!

7月23日夕方再開発中の広島駅南口Bブロックを通って市民球場に急ぐ人々

背番号15黒田の赤いユニフォームが目立つ

「今日こそ黒田200勝!」の思いで続々集まるカープファン

2016年7月23日土曜日

広島城の朝(12)

 7月16日朝広島城の周りを歩いてみると、崩れていた裏御門前の石垣がきれいに修復されていました。表御門に回ると鳩が道に座ってくつろいでいました。体を温めているのでしょうか。いよいよ本格的な夏がやってきました。
朝の日差しを浴びる広島城大天守(7月16日)

裏御門前の石垣が修復されていた

表御門前では鳩が道に座ってくつろいでいた

2016年7月22日金曜日

東広島市を訪ねて(8)白市②

 表通りに面した店は、格子戸があります。夜は蔀戸を閉めるようになっています。蔀戸は内側に上げるようになっており、昼はその上に布団を置いていたようです。広い板間とその奥に一段高くなっている納戸や高間があります。裏から庭に出ると井戸がありました。屋根は立派な本瓦葺きです。建物の背後は角屋と呼ばれる別の棟を外方に延ばし、間に庇を設けて生活空間を広げていることなどの特徴が見られました。昔ながらの伝統的な塗り方で塗った白壁をさわると、本当に滑らかでびっくりしました。
店の格子戸と蔀戸

板間と納戸

中庭にある井戸

背後の角屋

2016年7月21日木曜日

東広島市を訪ねて(7)白市①

 今回最後に訪れたのは白市です。白市は戦国時代に白山城が築かれたことをから城下町、市場町として栄えた起伏に富んだ低丘陵地帯に広がる街です。中でも木原家は酒造業や塩田業を営む豪商でした。現在は江戸時代初期の寛文5年(1665年)に建てられた主屋の他、蔵や井戸、庭園の一部が残され国の重要文化財に指定されています。駐車場から江戸時代のたたずまいが残る町並みを歩いて坂道を上ると白壁の旧木原家の建物が見えてきました。前回来たときは休みで内部を見ることができなかったのですが、今回は中に入り東広島郷土史研究会の会員さんに建物についての説明を詳しく聞くことができました。玄関を入ると広い土間、土間にはかまど、入口に近い所には畳を敷いた店の間があります。
白市 旧木原家住宅(江戸時代初期の町屋)

旧木原家内部(土間と板間)

かまど

店の間

2016年7月20日水曜日

東広島市を訪ねて(6)竹林寺③

 屋根の葺き替え工事見学の足場から下りる途中高い位置から十王堂を撮ることができました。正面入り口前に不思議なものが掛けられています。注連縄のようなものかと思い竹林寺の方に聞いてみると鳥よけだそうです。聞いてみないと分からないものです。内に入り小野篁自作と伝えられる十王像を拝ませていただきました。他に境内には享保9年(1724年)建立の護摩堂もあります。池にはスイレンがきれいに咲いていました。
十王堂

十王堂入口上の鳥よけ

護摩堂

スイレン