2019年8月30日金曜日

岩国市美川町・錦町を訪ねて(6)とことこトレイン

 雙津峡温泉駅から錦川清流線錦町駅までの6Kmをトロッコ遊覧車「とことこトレイン」に乗ります。これは本来鉄道が通る予定だった跡地を利用して走るタイヤ付きの列車です。途中光る蛍光石で装飾された「きらら夢トンネル」内で停車してくれます。星空などが描かれていて幻想的です。錦町駅では錦側清流線の岩国行の列車が待っていました

とことこトレイン雙津峡温泉駅

とことこトレイン

きらら夢トンネル

光る蛍光石で星空などが装飾されている

錦川清流線錦町駅に停車中の鉄道

2019年8月29日木曜日

岩国市美川町。錦町を訪ねて(5)道の駅 ピュアラインにしき

 美川ムーバレーを後にして、次の目的地に向かいます。途中道の駅「ピュアラインにしき」に買い物とトイレのために寄ります。駐車場は車で一杯です。夏休み最後の日曜日の行楽の人でしょうか。道の駅の建物の前に石でできた不思議なオブジェがあります。「幸玉」と「幸輪」どちらも水の力で回っています。
道の駅「ピュアラインにしき」

幸玉(玉の直径1000mm)
 

幸輪(輪の直径1500mm)

2019年8月28日水曜日

岩国市美川町・錦町を訪ねて(4)美川ムーバレー②

 鉱山の時は坑内に湧き出てくる水は難敵だったことでしょうが、地底湖や地底滝、聖水の回廊で見られる水は本当に澄んでいて心洗われるようです。鉱山をこのようなテーマパークとすることは、全くの廃墟とするより良い事だと思いますが、鉱山の歴史を物語る場所として、博物館的な要素ももう少し残して欲しかったようにも思います。
地底湖

地底滝

聖水の回廊

2019年8月27日火曜日

岩国市美川町・錦町を訪ねて(3)美川ムーバレー①

 美川ムーバレーは元は江戸時代に開かれた銅や錫の鉱山でした。明治時代になりタングステン鉱が発見され、平成5年に閉山するまでタングステン鉱・銅鉱・硫化鉄鉱を産出しました。閉山後平成8年に「地底王国・美川ムーバレー」をオープンし現在に至っています。冒険テーマパークとして、古代の神殿を問題を解きながら巡るなど子どもから大人まで楽しめる工夫がされています。洞窟内の気温は17度で寒い位です。
問題を解きながら巡る

古代の神殿に迷い込んだ感じ

仮面の神殿をのぞき込む

風の神殿

2019年8月26日月曜日

岩国市美川町・錦町を訪ねて(2)岩屋観音窟

 観音水車でかまるくんの近くに岩屋観音があります。これは鍾乳洞の中に弘法大師が刻んだと伝わる木像が安置され、長年石灰分を含んだ水滴がかかり、石像に変わってしまった観音像です。観音窟は天然記念物に指定されています。観音窟の石段下にこの観音像を護持する目的で毛利綱広により毛利家祈願所として建立された岩屋山護聖寺がありました。
曹洞宗岩屋山護聖寺(毛利氏祈願所)

天然記念物岩屋観音窟碑

岩屋観音窟へ

弘法大師作と伝わる観音木像が鍾乳洞から落ちる水を受けて石像に変わった

2019年8月25日日曜日

岩国市美川町・錦町を訪ねて(1)観音水車でかまるくん

 地域の山登りの会で8月に選んだ目的地は美川ムーバレー。高齢者の多い私たちの会では真夏の山登りは熱中症になる恐れがあるので、今回は涼しい洞窟探険にしました。その前に近くの「観音水車でかまるくん」を見に行きました。平成2年にふるさと創生事業で造られた水車です。案内板の説明によると水車の直径は約12mもあり、水車が一回転する度に石臼が15回転し、1時間あたり7キログラムのソバを製粉することができるそうです。この水車を通して自然エネルギー・水資源・食文化・木の文化などについて考え、心豊かな、自然の恵みを大切にするふるさと創生でありたいと願って造られたようです。そういえば「ふるさと創生事業」によって各自治体に配られた資金は今どのように生かされているのでしょうか。

「観音水車 でかまるくん」看板

平成2年にふるさと創生事業で造られた

直径約12m

心豊かな、自然の恵みを大切にするふるさと創生でありたい

2019年8月24日土曜日

萬象園の屋形灯篭など

 8月24日朝 、広島市中区の旧広島市民球場上空は秋の空が広がりました。以前にも掲載しましたがNTT西日本ビルの横に萬象園の屋形灯篭、衆妙門の礎石、殿様の腰掛石が移設されています。萬象園は浅野藩筆頭家老三原浅野家の別邸の池泉回遊式庭園でした。萬象園の名前を付けたのは頼山陽とされ、縮景園に次ぐ名園と言われてきました。昭和34年当時の日本電信電話公社が購入し職員の福利厚生施設「中国電信電話会館 萬象園」となっていましたが、平成12年閉館したということです。何とか残せなかったものでしょうか。
秋の空

屋形灯篭と殿様の腰掛石・衆妙門の礎石

萬象園の写真(説明板より)

2019年8月23日金曜日

荒谷林道の野草(2)ミヤマウズラ

 夏の間は真昼の散歩は控えています。夕方涼しくなってから荒谷林道を散歩するのが日課です。今日は木陰でひっそりと咲いているミヤマウズラを見つけました。
ミヤマウズラ

ミヤマウズラの花

2019年8月22日木曜日

荒谷林道の野草

 このところ梅雨に逆戻りしたような鬱陶しい天気です。荒谷林道の野草もあまり花を咲かせていませんが、マツヨイグサやセンニンソウが咲いています。
マツヨイグサ

センニンソウ

2019年8月21日水曜日

8月後半の縮景園(3)ヒメヤブランとコサギとカメ

 今の時期あまり花は咲いていませんが、ヒメヤブランが咲いていました。濯纓池ではコサギとカメが日向ぼっこをしていました。
ヒメヤブラン

ヒメヤブラン


コサギとカメ

2019年8月20日火曜日

8月後半の縮景園(2)スイフヨウ

 縮景園の清風園にあるスイフヨウの白い花が咲きました。隣の萎んだ花は濃い赤です。この花は酔芙蓉と書き、朝咲いた時は白いのですが、時間が経つにつれて赤くなってきます。一日の内で色が変わることから、人がお酒を飲んで赤くなることに似ていることから名付けられたようです。時々行って写真を撮ってみました。本当に段々赤くなってきました。不思議です。
10時頃のスイフヨウの花(白い)

12時頃のスイフヨウ(少しピンク色になってきた)

12時頃のスイフヨウ(左の萎んだ花は濃い赤)

3時頃のスイフヨウ(ピンクの花になった)

2019年8月19日月曜日

8月後半の縮景園(1)紅葉が色づき始める

 8月19日の縮景園。曇時々雨蒸し暑い日でした。しかし園内の丹楓林では紅葉が始まっています。暑さの中にも秋が着実に近づいてきています。
丹楓林の紅葉が始まっている

濯纓池に紅葉が映る

一部色づき始めている

色づき始めた丹楓林

2019年8月18日日曜日

幟町国民学校職員児童慰霊碑

 広島駅から京橋を渡り中区幟町公園まで歩いて来て折り鶴を供えてある慰霊碑があることに気が付きました。裏面を見ると中部第三二〇三七部隊 広島東部・中部第三二〇五七部隊 世羅郡・部隊所属婦人挺身隊・幟町国民学校教職員児童と書かれています。この場所は幟町国民学校跡地で、爆心地からおよそ1100mにあり、この慰霊碑はこの地で原爆の犠牲になった上記の人々の慰霊碑でした。今まで何度かこの辺りを歩いたことがありますが気が付きませんでした。広島市中心部を歩いていると随所でこのような慰霊碑に出合います。

幟町公園(幟町国民学校跡地)

幟町国民学校職員児童慰霊碑(特設警備隊・女子挺身隊・幟町国民学校職員児童慰霊碑)
 


慰霊碑裏面

2019年8月17日土曜日

秋を見つけた

 荒谷林道の散歩をしました。暑さの中にも脇のススキが穂を出しています。栗の実が大きくなっています。確実に秋がやって来ています。
ススキが穂を出した

栗の実が大きくなった

2019年8月16日金曜日

台風一過の広島駅周辺

 8月16日 台風一過広島は良い天気になりました。久しぶりに広島駅周辺を歩いてみました。二葉山の上に建つ仏舎利塔が恒久平和を訴えています。荒神橋は昭和14年に架橋され、被爆しましたが落ちなかったためこの橋を渡って多くの人が避難しました。親柱の脇から柿の木が生え実がなっていました。橋を渡って広島駅の方を振り返ると再開発で高層ビルが建ち並んでいました。
仏舎利塔(二葉山平和塔)

荒神橋(昭和14年に架橋)

親柱脇から生えている柿の木に実がなっている

広島駅南口は再開発で高層ビルが建ち並ぶ