饒津神社は見所が多くなかなか次に進めません。饒津神社には何度も訪れているのですが、その度に発見があります。説明板があり改めて見てみると饒津神社の境内は4段の台地に分かれているので、その境に当たる3か所に石垣が築かれています。どの石垣も切り込みハギですが、それぞれ積み方を変えています。本殿前は布積みですが大きさや形が変えてあります。拝殿前は大きさや形が違う石を組み合わせて美しいモザイク模様のようになっています。横方向に目地が通らない乱積みとなっています。向唐門下は布積みです。長大な長方形の石を横に三段に積んでいます。
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本殿前石垣(切り込みハギ 布積み) |
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拝殿前石垣(切り込みハギ 乱積) |
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向唐門下石垣(切り込みハギ 長大な石を積んだ布積み) |
インカの石組みのように何画にもなっていたり、向唐門下石垣のようにぴったり合わさっていたりと日本の石組みも高度な技術があったんですね
返信削除TIOさん よく見ると身近なところにも、日本の素晴らしい伝統技術がありますね。
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