2018年10月16日火曜日

釜山紀行(6)梵魚寺③

 大雄殿の極彩色の木組みは見事です。日本に仏教が伝わってきたときは、日本の寺院にもこのような色が塗られていたようですが、やがて地味な色が好まれるようになって現在ではあまり見られなくなっています。大雄殿の石段の下には三層石塔が建っていました。これは新羅時代の創建当時のもののようです。境内にはいろいろな建物がありますが、鐘鼓楼(鐘と太鼓が吊られている建物)の木鼻は龍頭か玉を咥えているものでした。ゆっくり見て回りたいところですが、次を急ぐので土石塀で囲まれた参道を下りました。またゆっくり訪ねたい寺でした。
極彩色の大雄殿の組み物は見事

三層石塔(創建当時のもの)

鐘鼓楼?(鐘と太鼓が吊られている)

鼓楼の木鼻は龍頭が玉を咥えている

土石塀で囲まれた参道を下りる

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