後山協和会主催、日浦公民館共催のエドヒガン鑑賞・学習会に参加しました。エドヒガンは権現山中腹にあり樹高約25m、胸高周囲4,4m、樹齢約300年の大木で令和3年3月26日に広島市の天然記念物に指定されました。現地案内の後、日本地質学会会員の方に「エドヒガン周辺の地質について」と、地域のエドヒガンが天然記念物にされるに当たって尽力された方の「天然記念物エドヒガンのすべて」と題しての講義があり大変参考になりました。特に地質学会会員の方の「エドヒガンが生育した場所の地質は堆積岩類の分布域で、過去の斜面崩壊による崖錘性堆積物上に生育したものと推定され、過去の災害の記憶を伝えるものとしても貴重な存在である」という言葉が印象的でした。
現地案内に出発展望台から見たエドヒガン
近くから見たエドヒガン
エドヒガン生育地に分布するチャート
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