2013年10月15日火曜日

西国街道 三永~西条四日市間を歩く(1)

 ようやく涼しくなってきたので、気になっていた三永~四日市間を歩いてみました。家をゆっくり出たので西条駅に着いたのは11時過ぎでした。早速、本陣前を通り、西条酒祭りが終わり静けさが戻った酒蔵通りを歩いて三永に向かいました。酒蔵通りには昔ながらの酒蔵が並んでいます。酒蔵前で水を汲んでいる人がいます。酒造りに使われている水が無料で提供されているようです。水を汲んでいる人に聞くとご飯を炊いてもコーヒーを入れてもおいしいのだそうです。この水がおいしい西条の酒造に大切な役割を果たしているということです。
四日市本陣跡

賀茂鶴酒蔵門の横に賀茂鶴の醸造に使われている「福水」が出ており無料で提供されている。

賀茂泉のうだつのある大きな屋敷。蔵には杉玉が吊り下げてある。

酒造りにも使われる白牡丹の「冥加の水」(ご飯を炊いてもコーヒーをいれてもおいしいという。)

2013年10月14日月曜日

和鋼博物館(古代たたら復元操業)(3)

 送風を止め、炉の本体を上部から崩していきます。最後にケラが残りました。村下が出来上がりを確かめておられるようです。最後に火ばさみで挟んで持ち上げ、水につけて冷やします。たたら製鉄の工程を実際に見ることができて感動しました。
炉本体を上部から崩していく。

炉をすっかり崩すとケラの塊が残っている。出来上がりを確かめる村下

火ばさみで挟んで水につけて冷やす。

出来上がったケラ(鉄の塊)

2013年10月13日日曜日

和鋼博物館(古代たたら復元操業)(2)

 砂鉄はとった場所により成分が違うので混合比を考えて混ぜて使うらしい。炉の上から上がってくる炎や炉の下の様子を慎重に見ておられましたが、いよいよ3時30分送風を止め、炉を崩しはじめられました。
種類の違う砂鉄をきちんと量って混ぜる

たたらで使われる炭

炎の色などで炉内のケラの育ち具合を判断する。

送風を止め、いよいよ炉を崩しはじめる。まず送風部から。

2013年10月12日土曜日

和鋼博物館(古代たたら復元操業) (1)

 島根県安来市にある和鋼博物館に行きました。「古代たたら復元操業」を見るためです。実際に砂鉄を木炭を燃やして溶かし鉄を作るたたら製鉄の様子を是非見たいと思っていたので、小規模ながら実際に古代たたら復元操業の様子を公開するというので友人を誘って行ってみました。昼ごろ着いたのですが、もう朝早く着火し、炉の上部から炎が上がり、そこに砂鉄と炭を交互に少しずつ投入していました。日刀保たたらの村下が炎の様子やけらの様子を見ながら全体の指揮をされていました。
島根県安来市にある和鋼博物館

少しずつ砂鉄を投入する

炭を投入する

村下が炉の下部からノロを出しケラの成長を判断する

2013年10月11日金曜日

旧国泰寺愛宕池

 白神社の前の平和大通り緑地帯に旧国泰寺愛宕池があります。ここはかつて国泰寺があったところ。愛宕池は国泰寺の境内にあった池だそうです。池の岩はかつてこの場所が海岸線で岩礁だったということです。国土地理院の水準点の鋲が岩に打ち込んでありました。池の周りには何本かの被爆樹がありますが、その中のムクノキが少し弱っているように見えます。心配です。
愛宕池

愛宕池の岩に打ち込まれた国土地理院の水準点の鋲

愛宕池の周りにある被爆樹ムクノキ 少し元気が無いように見える。枯れないか心配。 

2013年10月10日木曜日

アショカピラー柱頭(アショカ王柱頭) ライオンの石像

 横川から紙屋町に向けて本川沿いを歩いていると、寺町の光福寺の塀の上に大きく抜き出ているライオンの石像があります。40年前に初めて行ったインドの博物館で見たアショカピラー柱頭のライオンの像にそっくりです。この石像は光福寺の住職さんが無縁となった原爆の犠牲者の供養のためにインドから取り寄せられたのだそうです。かつてトルコあたりからインドに伝わったライオンの像は紀元前3世紀に仏教を広め戦乱をおさめる役割を果たし、中国に伝わり獅子として皇帝陵の参道で墓の霊を守ります。そして日本に渡り日本風に姿をかえて、現在では狛犬となって神社で神様を守っています。このアショカピラー柱頭のライオン像は狛犬のルーツといえるかもしれません。
光福寺のアショカピラー柱頭のレプリカの石像

インドの美術館で見たアショカピラー柱頭

2013年10月9日水曜日

三上義夫博士顕彰碑

 平和大通りの緑地帯を白神社から東に歩いていくと三日月の形をした石碑があります。今まであまり気に留めていなかったのですが、「三上義夫博士顕彰碑」と書いてあります。碑文をよると、三上博士(1875~1950)は和算や中国の数学史の研究をした立派な数学史学者のようです。全国の「算額」を調査するなど和算や中国の数学史の研究をされ、和算の素晴らしさを英文で世界に紹介された学者だそうです。「算額」には私も興味があり、一度見てみたいと思っています。三上博士は私のふるさとの安芸高田市の出身の方と知り、何か因縁のようなものを感じました。
平和大通り緑地帯にある三上義夫博士顕彰碑