歴史さんぽ
2024年12月3日火曜日
東海道五十三次日永から豊明まで歩く(15)
公開されている岡家住宅に入って、内部を見学しました。岡家住宅は江戸時代末期頃の建造とみられています。絞り染の展示や外壁に接していない部屋でも採光できるよう天窓が設けてあったり、土間部の豪壮な小屋組など有松の絞商家の特徴が見られます。江戸時代には有松絞の問屋を営む「丸屋丈助」の店でした。小田切春江の錦絵にも描かれています。
絞り染の展示
広い座敷
天窓
土間部の小屋組
丸屋丈助店先図
2024年12月2日月曜日
東海道五十三次日永から豊明まで歩く(14)
有松一里塚があります。そこから有松の町並みです。昔の面影を残す商家が並びます。有松は慶長13(1608)年、江戸幕府による東海道の整備に伴い、武田庄九郎ら8名二よって開かれた町です。尾張藩の庇護を受けてつくられた有松絞の産地として繁栄しました。屋根に鍾馗像が置かれている家もあります。魔除け、学業成就のご利益があるといわれています。江戸末期の建造と推定される岡家住宅が公開されているので見学します。
有松一里塚
有松之町並みを歩く
屋根に鍾馗像がある家も
岡家住宅
2024年12月1日日曜日
東海道五十三次日永から豊明まで歩く(13)
鳴海宿に入りました。丹下町常夜灯が立っています。成海神社に立ち寄りました。この地は鳴海城があったようです。本陣跡はビルになっています。案内板があり当時の鳴海宿の様子を伝えています。鳴海は古くは成海とも書かれ海に面していたが、今は土砂の堆積で海は遠く離れています。鳴海宿の東の端には平部常夜灯が立っています。文化3年(1806)に設置されたもので、旅人の目印、宿場の安全、火災防止等を秋葉社に祈願して建てられたものです。
丹下町常夜灯
成海神社
鳴海宿本陣跡
案内板
平部町常夜灯
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