2019年1月31日木曜日

あさひが丘雪景色

 暖冬でこのまま春がやってくるのかと思っていたら、急に寒くなり1月26日、27日にあさひが丘にも雪が積もりました。27日の朝近隣公園では雪ダルマを作っている子どももいました。何だか微笑ましかったです。他の子は家の中でゲームをしているのでしょうか。
1月26日朝

1月26日朝


1月27日朝(近隣公園で雪ダルマを行くっている子どもも)

2019年1月30日水曜日

安佐南区伴辺りを歩く(2)國重城跡・稲荷神社

 伴小学校の古代の山陽道であったのではないかと推定されている道を挟んで向かい側にドラッグストアーやコンビニがあります。この場所がかつてこの地を領し毛利氏に仕えた武田信恒の居城だといわれている國重城跡です。敷地の端にある墓地に向かう登山道がわずかに城址の面影を残しています。國重城跡の脇の道を下っていくと稲荷神社があります。この地にはかつて「すくも塚」と呼ばれていた小山があったそうで、ホームセンター前のフェンスに昭和56年頃の写真が掲示してありました。

國重城跡(今はドラッグストアーやコンビニになっている)

わずかに城への登山道らしい場所が残っている

稲荷神社への石段

稲荷神社社殿




すくも塚の古い写真

2019年1月29日火曜日

安佐南区伴辺りを歩く(1) 関の口地蔵

 1月23日 安佐南区の伴辺りを歩いて見ました。アストラムライン伴駅の近く、下向橋を渡って県道38号線に入ってすぐのマンションの隣に関の口地蔵尊がありました。小さな祠ですが大きな灯籠が境内に建っています。この堂は1704年7月火山が崩れその土石流により12名もの人が亡くなる大惨事があり、その供養のために旅の僧侶が地蔵尊を造立したのが始まりだそうです。平成2年にマンション建築のために新築移転して現在地に祭られており、現在でも地蔵尊祭りと盆踊りを開催し法要と扇子踊りで供養しているそうです。この地蔵尊は2度とこの地で同じような被害に遭う人がいないようにとの過去の人から現在に生きる私たちへのメッセージだと思います。記憶を風化させないようしっかり受け止め対策を立てたいものです。
関の口地蔵尊(1704年の土石流による災害犠牲者を供養するため建立)


今でも地蔵尊祭りと盆踊りを開催し法要と扇子踊りで供養している

2019年1月28日月曜日

安佐南区大塚辺りを歩く(7)宮ヶ瀬神社

 出雲神社からアストラムラインを挟んで向こう側の丘の中腹に宮ヶ瀬神社が見えます。これから向かいます。宮ヶ瀬神社には石の鳥居が建てられています。立派な社殿です。アストラムラインの建設に伴い現在地に移転したようです。創建年代は不詳ですが、大塚氏とのかかわりがあると伝えられているようです。明治43年に奉納された玉乗り型の狛犬が迎えてくれました。この期の狛犬は彫りがとてもいいです。境内に安永3年の銘がある古い手水鉢が置かれています。この手水鉢の縁にもたくさん盃状穴が彫られています。どのような願いを持って彫ったのでしょうか。彫った人の願いは叶えられたのでしょうか。
出雲神社から宮ヶ瀬神社を望む

宮ヶ瀬神社鳥居

宮ヶ瀬神社社殿

狛犬阿形(玉乗り型 明治43年奉納)

古い手水鉢の縁に彫られた盃状穴

2019年1月27日日曜日

安佐南区大塚辺りを歩く(6)出雲神社

 アストラムライン伴中央駅方面に向かって進むと小高い丘の上に社殿が見えます。出雲神社です。急な参道石段を上って行くとコンクリート建ての拝殿がありその後ろに本殿があります。大国主命が祭られています。この神社にも小ぶりですが形のいい玉乗り狛犬がいました。
出雲神社遠景

出雲神社参道石段

出雲神社社殿

出雲神社狛犬阿形(玉乗り型)

2019年1月26日土曜日

安佐南区大塚辺りを歩く(5)大塚観音寺

 大歳神社から元の道に戻り、田畑の中の小道を東に進むと大塚観音堂がありました。岸城主大塚氏が建立したと伝えられています。この寺には広島市重要文化財に指定されている十一面千手観音像が安置されているそうです。拝殿に古い絵馬がたくさん掲げられていました。武器や門人という文字も見られます。道場関係者に信仰されていたのでしょうか。境内にたくさん盃状穴が彫られた手水鉢が置かれていました。
大塚観音堂(岸城主大塚氏が建立と伝わる)

市重要文化財の十一面千手観音像が安置されている

拝殿の絵馬(武器)

盃状穴がたくさん掘られた手水鉢

2019年1月25日金曜日

安佐南区大塚辺りを歩く(4)大歳神社

 願行寺から少しアストラムライン沿いに本通り方面に向かって進み、小さな十字路を左に曲がって行くと三叉路があり、そこを左に進むと大歳神社があります。この神社の創立年代は不明ですが、この地の耕作の神として祭られています。この神社には平成2年に奉納された狛犬がいました。
大歳神社(創立年代不明)

耕作の神

狛犬 阿形(平成2年奉納)

2019年1月24日木曜日

安佐南区大塚辺りを歩く(3)願行寺

 アストラムライン大塚駅北交差点を渡ると願行寺の門前に来ました。経蔵が目立ちます。軒下に見事な龍の鏝絵が描かれています。鯉も勢いよく泳いでいます。境内に縁に盃状穴のある手水鉢が置いてありました。1775年に浄土真宗に改める前の天台宗伝弘寺の頃のものでしょうか。
願行寺

経蔵

軒下には見事な龍の鏝絵が描かれている

鯉も勢いよく泳いでいる

手水鉢の縁の盃状穴が見られる

2019年1月23日水曜日

安佐南区大塚辺りを歩く(2)岸城跡

 古代山陽道であったかもしれない田畑の中の道を東に向かって歩いていくと竹に覆われた小山が見えてきました。岸城跡と思われます。この城は平安時代末期から戦国時代、大塚氏の城であったようです。大塚氏は厳島の神主家であった佐伯氏の一族が土着武士化し、大塚姓を名乗ったようで、大塚四郎兵衛の名が伝わっているとのことです。この地は東は武田氏、西は大内氏、厳島社領につながる要衝の地で、所領争いが絶えなかったようです。登山口と思われるところから山に入ってみましたが、説明板もなく、掘切と思われる場所の南の曲輪は墓所に、北の主郭と思われる曲輪は急坂で道もなく竹が生えていて登ることができませんでした。登り口は無いものかと山の周りを歩いて見ましたが見つからず、鈴なりの柿がもぎ取られることなく放置されているのが印象的でした。
岸城跡(中世の山城跡)

堀切か

主郭と思われる曲輪に登る道は見つからない

鈴なりの柿はもぎ取られることなく放置されている

2019年1月22日火曜日

安佐南区大塚辺りを歩く(1)

 大寒を過ぎたばかりというのに、ポカポカ陽気が続きます。そこで久しぶりに安佐南区大塚辺りに歴史さんぽに出かけました。この辺りは古代の山陽道が通っていたといわれています。広域公園近くなので開発が進み古いものはあまり残っていないのかと思っていましたが、意外と見どころがたくさんありました。先ず最初に訪れたのは広域公園からアストラムライン大塚駅に向かって下りる道の途中にある権之神社です。参道石段を上ると標柱・石鳥居・社殿があり、狛犬も迎えてくれました。社殿は小さいのですが、拝殿の向拝の蟇股の波の彫刻が見事です。昭和10年に社殿の改築がされたようで、狛犬もその時奉納されたもののようです。勧請年や由来、祭神は不明のようです。鎌倉時代にこの地に住んでいた権守入道の名が「ごんのかみ」という地名になったといわれているそうです。
権之神社参道石段

権之神社の標柱・鳥居・社殿
 

狛犬 阿形(昭和10年奉納)

拝殿向拝の蟇股(波の模様の彫刻)

2019年1月21日月曜日

安佐動物公園のキリンの名前

 天気がいいので、また動物園まで散歩。何度も行くと、ただ動物を見るだけでなく、それぞれ名前がついているので見分けたくなります。飼育員さんはすぐ見分けられるのでしょうが、私にはみな同じように見えます。ウーン分からない。
アキコの紹介写真


これがアキコか?

キリコの紹介写真

これがキリコか?

2019年1月20日日曜日

中央公園の鯉の像「飛躍」

 広島市中央公園の「飛躍」という鯉の像があります。1977年に広島鯉城ライオンズクラブが結成20周年を記念し、平和と飛躍を希求して広島市に寄贈したもののようです。広島の平和の思いが世界中の人々の心に届くことを願っています。鯉といえば広島カープ。今年こそ日本一に!
「飛躍」(1977年平和と飛躍を希求してライオンズクラブが広島市に寄贈)


今年こそ広島カープ日本一に!

2019年1月19日土曜日

1月17日の渝華園

 鯤のモニュメントの隣にある渝華園に入ってみました。渝華園は中国の重慶市との友好都市提携5周年(1991年)を記念して重慶市から贈られた設計図をもとに広島市が建設した庭園です。丁度ジョウビタキのメスが飛んできました。梅の花も咲いていました。
渝華園の四阿

ジョウビタキ(メス)

梅の花が咲いている

2019年1月18日金曜日

海島博のモニュメント「鯤」

1月17日、天気がいいので久しぶりに旧太田川沿いを散歩しました。空鞘橋の東詰に金属製のモニュメントがあります。前にも紹介したことがありますが冬の青空に映えていたので写しました 鯤というモニュメントで1989年に開催された「海と島の博覧会ひろしま」を記念して設置されたものです。そういえば幼い子どもを連れて海島博に行ったことを思い出します。あれからもう30年も経つのですね。栄久庵憲司氏が制作したもので鯤という想像上の巨大な魚が鵬という巨大な鳥に変身して飛び立つという中国古代の話を素材として21世紀に向けて大きくはばたく広島をイメージして作られたもののようです。
鯤(海と島の博覧会を記念して設置)

大きな魚が大きな鳥となった(大きく羽ばたく広島をイメージ)