旧太田川と京橋川の分岐点をやや下ったところに架けられている吊り橋が工兵橋です。旧市内唯一の吊り橋で風情があり、地元の人々に親しまれています。のんびりと橋の上から釣り糸を垂れている人がいました。この橋は1889年陸軍工兵隊が牛田にあった演習場への連絡橋として架けたものです。その後1921年、1933年に架け替えられ、1945年の原爆投下時にも落ちなかったため、牛田方面にたくさん渡って避難しました。現在の橋は1954年に架け替えられたものを補修しながら利用しています。人道橋なのでのんびりと渡っている人や釣りを楽しんでいる人がいました。軍事目的で架けられた橋が、現在は地域の人々の憩いの橋になっています。
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旧太田川と京橋川の分岐点よりやや下流に架かる工兵橋(旧市内唯一の吊り橋) |
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最初は1889年陸軍工兵隊により架けられた人道橋 |
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現在の橋は1954年に架け替えられたもの。 |
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