2015年2月13日金曜日

三原市を訪ねて(6) 宗光寺

 宗光寺に行きました。この寺は新高山城内にあった匡真寺が三原城築城とともに移された寺です。小早川氏に代わって三原城主となった福島氏によって曹洞宗の宗光寺と称するようになったのだそうです。宗光寺山門は小早川隆景が築いた新高山城の城門を移築したと言われ、観光パンフレットにもそのように書かれているのですが、山門前にある説明版によると、福島時代に新築された可能性が強いようです。それにしても堂々とした重厚な四脚門で蟇股の彫刻も見事です。境内には鎌倉時代後期の七層石塔婆があり、裏の墓地には三原城主の福島正之や浅野忠長の墓もありました。
宗光寺山門(国の重要文化財 新高山城の城門を移したと言われているが・・・)
宗光寺山門の重厚な梁組み、見事な彫刻の蟇股


宗光寺本堂

鎌倉時代後期の七層石塔婆(三原市重要文化財)

三原2代城主浅野忠長の墓

三原城主福島正之の墓

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