歴史さんぽ
2016年3月19日土曜日
三輪山登山・大和三山を訪ねて(8) 香久山
畝傍山の次に香久山に登りました。香久山は標高152mで、あまり形が分かりにくいのですが、万葉集では天香久山とうたわれ、「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天香久山」という持統天皇の歌などで最も知られている山です。登山口には舒明天皇の歌碑がありました。なだらかな登山道を登って行くと頂上は平地となっており、木の間から畝傍山が見えました。頂上には國
常立神社(くにとこたちじんじゃ)がありました。俗に雨の竜王と呼ばれ、境内社として高龗神(竜王神)を祀って、干天の時は雨乞いをしていたようです。
香久山
香久山登山口にある舒明天皇歌碑
香久山登山道
香久山頂上から畝傍山が見える
香久山頂上にある國常立神社
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