歴史さんぽ
2016年6月2日木曜日
安芸高田市高宮町「原田はやし田」を見る(3) 田植
牛が田から退場して、いよいよ田植の開始です。苗は綱引きが引いた綱に沿って後ろにさがりながら植えていきます。早乙女が囃子に合わせて苗を植えます。節は赤名節、半掛、河内節、原田節等時間の経過に合わせて歌われます。中でも原田節は極めてゆるやかなリズムが特徴です。これは原田地域が耕地の多くが厚い粘土と深い泥に覆われており、腰まで浸かるような湿田での田植をするためだといわれています。胴囃子はバチを投げあげたり頭上で回したりしてとても見応えがありました。原田はやし田保存会のみなさんの努力で伝統が引き継がれていることは素晴らしいことだと思いました。
牛退場(お疲れ様)
田植(早乙女が囃子に合わせて苗を植える)
田植綱に沿って後ろにさがりながら苗を植える
「原田節」は極めてゆるやかなリズムが特徴
大胴(大太鼓)のバチの動きが美しい
原田はやし田保存会のみなさんの努力で伝統が引き継がれている
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