2016年10月28日金曜日

愛媛県大三島を訪ねて(6) 大山祇神社⑥

 大山祇神社の紫陽殿・国宝館(二棟合わせて大山祇神社宝物館)には全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具類の8割が保存されています。内部は撮影禁止なので紹介できませんが、源頼朝や義経奉納の鎧や護良親王奉納の太刀などの国宝や重要文化財の武具類をたくさん見ることができました。実戦で使われたと思われる刃こぼれした刀もありました。平安時代や鎌倉時代の刀がさび一つ無い状態で今日まで保存されていることに感銘を受けました。大三島海事博物館は昭和天皇の海洋生物学研究のための御採集船「葉山丸」を永久保存するために建設されたものだそうです。この外境内には斎田に稲が干してありました。この田で御田植と抜穂祭の神事が行われるようです。また文久2年(1862年)奉納の大きな立派な手水盤がありました。


紫陽殿(全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具類の8割が保存されている)

大三島海事博物館

斎田(御田植と抜穂祭の神事が行われる)

手水盤(文久2年奉納)

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