神庭の滝の次に向かったのは総社市の宝福寺です。宝福寺は雪舟がこの寺で小僧として修行をしているとき、絵ばかり描いて修行に身が入らないので、師僧に方丈の柱にしばられたところ、涙でネズミを描き、それがあまりに見事だったため、絵を描くことを許されたという話で有名な寺です。着いた時はもう日が陰っていたので視点を変えて撮ってみました。土塀の古い瓦の上に一葉紅葉の葉が落ちていました。黒い雪舟碑の前に赤い紅葉がかかっていました。仏殿の窓から外を見ると美しい紅葉が見えました。およそ600年前に建てられたと言われる三重の塔は国の重要文化財です。250余りもあったと言われる塔頭は天正3年(1575年)の備中兵乱で焼けてしまいましたが、幸いこの三重の塔は焼け残ったようです。
|
宝福寺塀の瓦の上に紅葉の葉が落ちていた |
|
紅葉の枝が雪舟碑の前にかかっている |
|
仏殿の円窓の内側から見える美しい紅葉 |
|
三重の塔(国の重要文化財) |
0 件のコメント:
コメントを投稿