歴史さんぽ
2016年11月27日日曜日
岡山県 臥牛山(備中松山城)に登る(5) 天守・二重櫓
天守内部に入ります。天守は木造本瓦葺き二層二階の建物で、天和3年(1683年)水谷勝宗により修築されたものと伝えられています。内部一階には囲炉裏や装束の間、二階には城の守護神を祀った御社壇がありました。昭和15年に解体修理をしたとき、小学校や中学校、女学校の生徒などが瓦運びを手伝った様子の記事などが展示してありました。木組みは頑丈に組まれていました。柱などをの表面を槍鉋など古い道具を使って削った跡も確認できました。外に出て裏にまわると二重櫓がありました。この建物は雨漏りなどにより部材が腐朽し倒壊寸前だったものを昭和33年~34年にかけて解体修理されたものです。
天守内部に入る(国指定重要文化財)
頑丈な木組み(槍鉋など古い道具を使ってつくられた跡が見られる)
一階には囲炉裏がある
二階には御社殿がある(城の守護神を祀っている)
天守裏には二重櫓がある(国指定重要文化財)
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