歴史さんぽ
2017年2月23日木曜日
尾道市瀬戸田町を訪ねて(9)耕三寺①
耕三寺山門前に来ました。耕三寺は耕三寺耕三和上が御母堂の菩提追悼のために、建立した浄土真宗本願寺派の寺院です。飛鳥・奈良・鎌倉・江戸の郭時代の代表的仏教建築の様式や手法を取り入れて昭和11年から30年余りの歳月をかけて造られた堂塔は正に仏教建築の博物館です。極彩色の建物は現在のお寺のイメージとは違いますが、昔、建てられた当時はこのような派手な色で当時の人々の心を驚かせたのだろうと想像できます。
耕三寺山門(京都御所・紫宸殿と同じ様式)
中門(法隆寺の西堂伽藍を原型としている)
飛鳥・奈良・鎌倉・江戸の郭時代の様式や手法を取り入れて建立された建物群
五重の塔(室生寺の塔を原作としている)
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