2017年3月14日火曜日

山口県防府市防府天満宮に参拝(2)

 防府天満宮の参道脇に曉天楼があります。曉天楼は高杉晋作・木戸孝允・伊藤博文・山県有朋・品川彌二郎・坂本竜馬等尊王の志士が投宿し密議を計った旅籠を旧圓楽坊跡地に昭和58年復元再建したものだそうです。二階は隠れ座敷を持つようですが、今回は時間がなく内部には入れませんでした。参道には宝暦9年(1759年)に奉納された狛犬や文久2年(1862年)に奉納された狛犬がいました。文久2年に奉納された狛犬は案内板によると萩の石工武村唯昌とあり萩狛犬といわれています。同様なものが北野天満宮、大宰府天満宮にも奉納されており、幕末の長州での天神信仰の広がりを感じさせる狛犬だそうです。
曉天楼(幕末尊王の志士達が投宿し密議を計った)

旧圓楽坊跡地に昭和58年復元再建

宝暦9年(1759年)奉納

萩狛犬 文久2年(1862年)奉納

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