7月9日安佐北区鈴張の旧道沿いにある道標を訪ねました。国道261号が鈴張の街並みを迂回して通っているので、古い家や土蔵などが残っている旧道を北に進むと胡子堂があります。鈴張市は江戸時代から毎月六斎市が開かれ賑わっていたようです。右に折れて進むと曲がり角に道標がありました。「是ヨリ吉坂村原村 是ヨリ本地村八重、是ヨリ可部ヲへて廣島」「大正二年四月中旬建之」「寄付者弓場作一 中村 古本 山口興右ェ門」 と刻まれています。この道標はもとは数百メートル上流の市大橋のたもとに建てられていたものが、洪水で流されたため、現在地に建てられたようです。
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鈴張胡子堂(かつては鈴張市で賑わっていた) |
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旧道沿いの道標(是ヨリ吉坂村原村 是ヨリ本地村八重) |
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大正二年にこの場所より上流に建てられていた(是ヨリ可部ヲへて廣島) |
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