2018年11月21日水曜日

石見銀山を訪ねて(3)大久保間歩に入る②

 大久保間歩は明治時代に拡張されているので、右左の掘削面が明らかに違います。江戸時代は鏨でコツコツ削っているのでなめらかですが、明治になってからはダイナマイトで爆破して掘っているのでゴツゴツしています。江戸時代の明かりはサザエの殻に油を入れてそれに火を灯したので、とても暗く煙も出たのでとても労働環境が悪く坑夫の平均寿命はおよそ30歳だったようです。木の階段を上って竪坑なども見て30分で見学が終わりましたが、出口の日の光がまぶしかったです。見ごたえのある間歩内見学でした。
江戸時代の掘削面はなめらか

明治時代の掘削面はゴツゴツ

江戸時代の明かり

竪坑を見るための階段

出口の光がまぶしい

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