2013年5月29日水曜日

備後一宮 吉備津神社を訪ねて(4) 建物

 現在の吉備津神社本殿は慶安元(1648)年福山藩初代藩主水野勝成が造営したものです。桁行七間、梁間四間、入母屋造、向拝三間、千鳥破風、軒唐破風付、檜皮葺という、独特の形式の大きな本殿です。
吉備津神社本殿
慶安元(1648)年水野勝成が造営したとされている。

吉備津神社本殿正面  
千鳥破風と軒唐破風を設け、屋根を大きく作っているが、拝殿に座ってみると、バランスよく見えるよう、工夫されている。

拝殿
本殿造営の時にそれまでの本殿に使われていた古材を使って建てられた。
 

拝殿内部の柱
古材を見事につないでいる。現在でも大工の見習いの学習材となっているそうだ。

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