2017年12月29日金曜日

広島市西区草津を歩く(4) 浄教寺

 浄教寺は浄土真宗本願寺派の寺院です。1491年鈴が峯観音寺として開基。1592年現在の位置に移転し、浄教寺と改名しています。1945年8月6日の原爆の投下時には屋根の一部が吹き飛ばされるなどの被害があり、本堂、経蔵、南門は被爆建物に指定されています。大手には葺き替え前の被爆した棟瓦が塗り込めてあります。境内には臥龍松という樹齢およそ300年、枝の長さそれぞれ20mもある日本最長級の見事な松がありました。本堂の斗栱も見事です。縁の前に昭和62年に葺き替える前の鬼瓦が置いてありました。江戸時代末期に四国で作られた「菊間瓦」だそうです。鳥衾の部分が原爆で破損してありません。
浄教寺大手(葺き替える前の棟瓦が塗り込んである)

臥龍松(樹齢およそ300年 枝の長さそれぞれ20m 日本最長級)

本堂(被爆建物 爆心地から4980m) 

本堂の見事な斗栱

葺き替え前の鬼瓦(原爆で鳥衾が破損して無い)




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