2019年12月31日火曜日

吉備津神社と鬼ノ城を訪ねて(4)鬼ノ城

 先ず学習広場でガイドさんから西門や南に開ける平野にある古墳や備中国分寺などを見ながら鬼ノ城についての説明を聞きます。伝説の吉備津彦命と戦った温羅の住処などではなく、記録がありませんが、663年倭国と百済の連合軍が、唐・新羅連合軍に白村江の戦いで大敗し、その後唐・新羅が日本に攻めてくることを恐れ防衛のために築いた朝鮮式古代山城ではないかと言われています。西門は復元されています。城は版築工法で築かれた土塁で囲まれ、門も攻めにくく、壊れにくいよう数々の工夫がされています。土塁に沿って第0水門から第5水門、復元はされていませんが南門、東門跡、鍛冶工房跡、屏風折れの石垣などを見て古代山城のイメージを掴むことが出来ました。
 お蔭様で今年も元気でブログを続けることができました。ありがとうございました。来年の新たな出会いと発見を楽しみに各地を散歩してブログを続けたいと思っています。よろしくお願いします。

学習広場から鬼ノ城西門を望む

復元された西門と版築工法で築かれた土塁

門には攻め込みにくく壊れにくい数々の工夫がされている

第0水門

南門跡

屏風折れの石垣

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