2024年5月22日水曜日

東海道53次石山から石部まで歩く(4)

 草津市草津にある立木神社に立ち寄りました。この神社は神護景雲元年(767年)の創建と伝えられる古社です。厄除け・旅の安全を守る神として信仰を集めて来ました。神門前には狛犬ではなくて狛鹿がいました。この神社では鹿が神獣とされているようです。吽形は子連れです、阿形は巻物を咥えています。この神社には他にも鹿の像や狛犬がいました。境内の手水場脇には、滋賀県最古の道標が建っています。延宝8年(1680年)の年号が刻まれ、「右はたうかいだういせみち 左はなかせんどうおたがみち」と書かれています。今は別の道標が建っていますが、かつては中山道と東海道の分岐点に建っていたものと考えられているようです。
                   立木神社
               子連れ狛鹿(吽形)
               狛鹿(巻物を咥えている)
                 滋賀県最古の道標
 

0 件のコメント:

コメントを投稿