鞆の浦歴史民俗博物館が建っているところは鞆城の跡です。鞆城の前身の鞆要害には足利義昭が天正4年(1576年)から6年間滞在しました。この場所から鞆の浦がよく見えます。きっと足利義昭も同じ景色を毎日眺め、いつか室町幕府が復活する日を夢見ていたことでしょう。絵図が設置してあるので、何が見えているかがよく分かりました。広場には宮城道雄の像もありました。圓鍔勝三の作品です。宮城道雄は神戸生まれですが、鞆の浦はお父さんの故郷です。早毛利稲荷神社もありました。境内の手水鉢の縁には盃状穴が見られました。鞆の浦歴史民俗博物館は鞆を中心とした瀬戸内の歴史や文化の資料が展示してあり、見応えがありました。
鞆城跡から見える鞆の浦
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鞆の浦の絵図 |
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宮城道雄の像(圓鍔勝三作) |
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早毛利稲荷神社 |
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手水鉢に盃状穴が見られる |
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