歴史さんぽ
2018年8月10日金曜日
佐渡を訪ねて(16)国中平野を通って宿根木へ
7月21日 佐渡旅行3日目 見渡す限り田んぼが続く国中平野を通って宿根木集落に向かいます。「アッ トキがいた。」という声がしましたが反対の座席にいた私は確認できませんでした。途中真野鶴酒造に立ち寄りました。この酒造場で造られるお酒はエールフランス航空やベトナム航空の機内酒に採用されたり全国新酒鑑評会で金賞を受賞したりしているそうです。試飲してみるとスッキリした味わいでした。宿根木集落は寛文期に廻船業の集落として発展した「千石船と船大工の里」として国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。屋根に石が載せてある家や板壁の家が残る集落を散策しました。清九郎という江戸時代後期から明治にかけて財をなした廻船主の邸宅内部をガイドさんに案内していただきました。家はさほど広くはないのですが、大きな大黒柱、漆塗りの床板など贅沢で当時の廻船主の豊かさが分かりました。 神棚には宝船や恵比寿など縁起の良い前垂紙が貼られていました。これで佐渡の見学は終わりです。収穫の多い旅行でした。
見渡す限り田んぼの国中平野
真野鶴酒造(全国新酒鑑評会金賞受賞)
宿根木集落(国の重要伝統的建造物群保存地区)
清九郎内部(江戸時代後期から明治にかけて財をなした廻船主の邸宅)
神棚の前垂紙には縁起の良い図柄が切り抜かれている
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