2018年8月8日水曜日

佐渡を訪ねて(14)佐渡金山

 いよいよ佐渡観光のメイン佐渡金山の見学です。バスの車窓から道遊の割戸という江戸時代初期の露天掘りの跡が見えてきました。山が深く掘られています。宗太夫坑に入ります。坑内では人形等で採掘作業を忠実に再現してあり金の採掘の様子をリアルにイメージすることができました。坑道が深くなると地下水が多くなるため水上輪という道具で水を汲み上げました。作業をする樋引人足は農家の次三男が稼ぎに来ました。しかし高賃金は稼げたが重労働なので敬遠され人足不足のため江戸後期になると無宿人も使われたということです。金鉱石を掘る坑夫は金穿大工(かなほりだいく)といわれ賃金もよく四時間交替制で食事や休息もできたようですが、悪環境での作業のため一般に短命であったようです。金穿大工の人形が休息をとりながら愚痴をいいます。間歩を出て金山資料館で金山についてのいろいろな展示を見ました。金塊をつかんでアクリルケースから取り出すと記念品がもらえるコーナーがありやってみましたがとても重く持ち上げることはできませんでした。
道遊の割戸

金山坑(宗太夫抗)入口

水上輪を操作する樋引人足

立合(鉱脈)で水を上げながら金鉱石を掘る

休憩所(金穿大工の人形が愚痴を言う)

採掘作業(鉱脈に沿って鉱石をたがねと槌で掘る)

間歩(坑道)出口

金塊をつかみだしたら記念品がもらえるが・・・

2 件のコメント:

  1. 私もおととしかな?金塊をつかんで出そうとしたんだけど出なかったです。時々出す方がおられるらしいですね。
    懐かしい佐渡の旅の写真!佐渡は良いとこですね♬
    カモメでは今鉄道写真の展示しています。10日までですがお時間がありましたらお寄りくださいませ。

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  2. yf様 佐渡シリーズ長くなりましたが、気長にお付き合いください。鉄道写真いいですねぇ。

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