2022年12月1日木曜日

「2022年宮本常一足跡ツアー 大朝、邑智編」に参加して(2) 島根県邑智町

 鳴滝の次に向かったのは県境を越えて島根県邑智町です。ここには宮本常一が「忘れられた日本人」という本の中で紹介している。田中梅治という人の家があります。田中翁は、農業をしながらこの地の発展に尽くされ、「粒々辛苦 流汗一滴」という本を出版したり、正岡子規が主宰する「ホトトギス」に投稿を重ね、「馬追いや 岡の小家の 角行燈」という句が選ばれ、家の前のサザンカの木の下に句碑が残されていました。次に出羽地域で盛んだった牛馬市跡を通り、邑南町立図書館に行きました。ここには田中梅治が書き残された詳細な記録等が寄託されています。次に向かったのは邑南町郷土資料館です。この地はかつてたたら製鉄が盛んだった地域です。この資料館にはたくさんの民具や考古資料と共にたたら製鉄に関わる資料が展示されていました。たたら製鉄の生産量を飛躍的に伸ばしたという天秤ふいごも展示されていました。天秤ふいごを交代で踏むことから「かわりばんこ」という言葉も生まれたようです。
                                              田中翁の句碑
                   牛馬市跡
                 邑南町図書館
               邑南町郷土資料館
                 天秤ふいご
 

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