歴史さんぽ
2013年9月19日木曜日
西国街道 己斐~草津間を歩く(2)
己斐から草津まではおよそ4㎞の行程。天気が良すぎて少々暑いが頑張って歩いていると、道端に国道水準点がありました。気をつけていないと見落としてしまう大きさです。これがこの道がかつて国道であった証拠です。途中にあるお地蔵様を拝み、ところどころに古い家が残っている道を歩いていくと茶道「上田宗箇流」宗家の前に差し掛かりました。ここは浅野家の家老で武将茶人として名を馳せた上田宗箇の茶の家元です。道に沿って長い塀があります。この辺りが古江です。盆栽が家の周りにたくさん置いてある家や、花いっぱいの家などを見ながら歩いていくと草津の鷺森神社に着きました。この神社は弁才天を祀っています。今では想像もできませんが、かつてこの辺りは海浜で多くの漁船が出入りする港であったようです。
国道水準点(明治時代に主な国道の水準測量をして土地の高さを求めた基準点。この道が国道であった証拠)
西国街道沿いにある地蔵
上田宗箇流宗家の塀
鷺森神社(昔この辺りは海浜で、多くの漁船が出入りする港であり、弁才天を祀り豊漁と海上の守護を祈願した)
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