2014年5月10日土曜日

北広島町を訪ねて(1) 有田城跡

 北広島町有田にある有田城跡に行ってみました。有田城は永正12年(1515年)大内氏と武田氏の争いに巻き込まれ、大内氏の命を受けた毛利氏の攻撃によって落城した城です。この城を奪還しようとした武田元繁は永正14年(1517年)有田合戦で戦死しました。有田合戦は毛利元就躍進の第一歩となった戦いで「西国の桶狭間」と言われています。吉川元春が造営したと言われる有田八幡神社を通って、土塁や竪堀などの防禦施設が見られる登山道をしばらく登ると、三の丸、本丸、茗荷丸などの郭跡につきました。最高峰にある茗荷丸からは有田合戦のとき戦場となった千代田の町がよく見えました。
北広島町 有田城跡(永正12年(1515年)毛利氏により落城した。)

有田城跡登山口

有田城跡登山道途中にある有田八幡神社(有田城落城後この地に移され、1552年吉川元春が社殿を造営した。)

有田城への道(土塁や竪堀など防禦施設が見られる。)

最高峰にある茗荷丸跡(物見の場所)眼下には千代田の町がよく見える。

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