歴史さんぽ
2014年5月4日日曜日
東広島市 並滝寺を訪ねて(2)
並滝寺の様子に戻ります。並滝寺では庫裏でかわいい犬と住職の奥様が迎えてくださいました。庫裏で木造延命地蔵菩薩像(東広島市重要文化財)を拝ませていただき、石段を上がって本堂にお参りさせていただきました。茅葺の立派な建物で組物も素晴らしい彫刻が施されています。しかし、茅葺の屋根は今にも崩れそうです。鐘楼の白壁も大きなヒビが入っています。芸予地震の影響だということですが、修理できていません。修繕費用が不足しているらしく、「本堂と楼門の屋根葺き替え勧進」を呼びかけておられるようだったので、心ばかりさせていただいたところ、輪島塗のお箸までいただいたので恐縮しました。一時も早く葺き替えが実現し、長く保存していきたい貴重な建物です。
並滝寺の庫裏で愛嬌たっぷりに迎えてくれた人懐っこい犬
本堂の組物の彫刻が素晴らしい。
茅葺の屋根が老朽化して今にも崩れそう。
一部朽ちて応急措置がされている。
ヒビが入った鐘楼(芸予地震で大きなヒビが入ったらしい。)
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