2019年4月10日水曜日

九州の名城を巡る(16)中津城

 2日間で九つの城を巡るという企画なので、駆け足での見学です。府内城の次に訪ねたのは中津城。あの黒田官兵衛(孝高・如水)が1588年に築城し、その後細川氏、小笠原氏、奥平氏が城主となっています。昭和39(1964)年に建てられた模擬天守の中には奥平氏の資料を中心に展示してありました。天守閣から見える中津の街が、あの福沢諭吉が育った城下町です。城主が変わっているので石垣も黒田官兵衛が築いた場所、後の細川氏が築いた場所など、それぞれ特徴がみられるのですが、今回はじっくり観察する時間がありません。中に吉川元春館の石垣と似た積み方をしている場所がありました。何か関係があるのでしょうか。
中津城模擬天守(昭和39年建造)

天守閣からの中津の街の眺め

復興櫓(模擬天守閣と同時に建てられた)

石垣(何となく吉川元春館の石垣と似ている)

0 件のコメント:

コメントを投稿