2019年11月27日水曜日

広島市南区楠那学区を歩く(1)

 少し日にちは遡りますが、11月15日広島市南区の楠那学区を地域の方の案内で歩きました。スタート地点は新宮神社。元は寛永10年(1633年)に古くからあった山王さんを建てられましたが明治42年に邇保姫神社に摂取されていました。この建物は戦後この地に建てられたようです。その近くの光明寺は明治6年に説教場として建てられたのが始まりで、昭和30年に光明寺と改称されました。昭和20年8月6日に爆心地から4、960mで被爆した被爆建物です。この地域は今は埋め立てられ、工場や民家が建ち並んでいますが、かつては漁村でした。山と住宅の境を流れる川に岩鼻がありました。かつての海岸線です。山の麓に日清・日露戦争での戦死者を供養するための忠魂碑が建てられていました。昭和8年建立です。またその近くに草で覆われた石碑がありました。聖上陛下登極記念林碑だそうです。これは明治43年に黄金山の官有林の払い下げを受け、仁保島の村有財産としたことを記念して建立されたもののようです。
新宮神社

光明寺(被爆建物 爆心地から4960m)





岩鼻(かつては海岸だった)

忠魂碑(昭和8年建立)

聖上陛下登極50年記念林碑

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