広島市安佐南区緑井の宇那木神社に参りました。標柱・鳥居の前で玉乗り型の狛犬が迎えてくれました。この狛犬は万延元年(1860年)に奉納されたものです。風雲急を告げるこの時期に奉納されたということは何か訳があったのでしょうか。この狛犬はこの緑井の石工上田求二が制作したものです。この地域にも腕の良い石工がいたことがわかります。石段の上に立派な社殿が建っていました。宇那木神社は銀山城主の武田信宗が甲斐(山梨県)の富士浅間神社の御神霊を勧請し銀山城の北門の鎮護の祈祷所として建立したようです。
宇那木神社標柱鳥居前の狛犬狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
宇那木神社社殿
0 件のコメント:
コメントを投稿