宮島の広島大学大学院理学部研究科附宮島自然植物実験所内にある室浜砲台跡を訪ねました。宮島自然植物実験所ニュースレター№16によると、この砲台は明治31年(1898年)に起工され、日露戦争の直前にその機能が拡張されたようです。記録によれば、砲台には4基のフランス・シュナイダー社製「斯加式9cm速射加農砲」が配備されていたようです。現地では弾薬庫や砲座、指令室跡、石積みの立派な橋脚なども確認することが出来ました。日露戦争時の緊迫感が伝わって来ました。
弾薬庫弾薬庫内部
砲台跡 砲座と周囲の壁指令室
弾薬庫に続く道の橋脚
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