逢坂の関から逢坂峠を下ります。逢坂峠は江戸時代よりかなり掘り下げられて勾配が緩くなっているようです。弘法大師堂前、関蝉丸神社上社前を通り、関蝉丸神社下社に参拝しました。ここで、大津市の郷土史家の方に大津市の歴史についてのお話を聞きました。この神社は弘仁13(822)年、小野朝臣峯守が逢坂山の坂の守護神として山上・山下に勧請され、天慶9(946)年に蝉丸の霊が合祀されたのだそうです。上・下両社とも「関」の字が付けられ、道中の安全を守る神として祀られています。蝉丸といえば何といっても百人一首の「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」という句です。
逢坂峠を下る逢坂山 弘法大師堂
蝉丸神社上社
蝉丸神社下社に参拝
関蝉丸神社本殿
0 件のコメント:
コメントを投稿