ずっと降り続いていた雨も上がったので、カメラを持って安佐南区の武田山の麓を少し歩いてみました。武田山には銀山城跡があります。銀山城は、鎌倉時代の終わりごろ、安芸の国の守護であった武田信宗が築いたといわれる山城です。難攻不落の城でしたが毛利元就の策略によって落城し、後毛利元就の居城となっていました。そのため麓には武田氏ゆかりの史跡がたくさんあります。まず訪ねたのは大年神社です。勧請年は不明ですがかつてこの地に銀山城の出城があり、米庫を設けていたところだったことから大年神を祭ったと伝えられています。米庫は銀山城落城の際焼け落ちたようです。明治の始めころまで、土中から焼けた米が出ていたそうです。また同じ境内に歓喜寺もあります。この寺は現在無住となり地域の人々によって守られているようです。
|
大年神社灯籠 弘化3年(1846年)奉納 |
|
大年神社社殿(かつてこの地に銀山城の出城があったという) |
|
同じ境内にある歓喜寺(無住となっており地域の人々によって守られている) |
0 件のコメント:
コメントを投稿