石見銀山には600余りの間歩(まぶ)があります。間歩とは銀鉱石を採掘するための坑道です。その中で公開されている龍源寺間歩の内部を歩きました。入口周辺にはハクサンハタザオやヘビノネゴザという植物が生えています。この植物は貴金属を好む性質があり、金銀の鉱脈発見の手がかりとなるのだそうです。内部に入るとひんやりとしていました。狭い坑道の中での作業は大変だったことだろうと思いました。外に出て銀鉱石を見せていただきましたが、大きな石にわずかに黒い線が見えました。それが、銀だそうです。それでも石見銀山の銀鉱石は銀の含有率が高かったのだそうです。
|
公開されている龍源寺間歩(江戸時代中期、代官所直営の間歩として操業されていた。) |
|
ハクサンハタザオとヘビノネゴザ(貴金属を好む性質があり金銀鉱脈発見の手がかりとなる植物) |
|
龍源寺間歩内部(銀の鉱脈が見られる) |
|
銀の鉱石(わずかに黒い線が見える所が銀の鉱石) |
0 件のコメント:
コメントを投稿